ナミさんのおうち

頭の中を書いて出す!

『お菓子は科学実験』に近い。理論的に考えるとなんとかなったりする。

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子供たちがお菓子を作るとたくさんこぼします。
でも失った分の割合を計算するとOKだったりします。

ども、ナミです。


「お菓子は計量が大事」と本に書いてあったので、
当日子供だった私は、1グラムも狂わずに計っていました。

そもそも、なぜ大事なのかを知らなかったんですね。
そこまでは書いてなかったんだもん!(笑)


焼き菓子は、粉・砂糖・水分(油)・卵の割合で、
味と状態が決まります。

例えば「パウンドケーキ」は、
小麦粉・砂糖・バター・卵を1ポンドずつ
つまり、1:1:1:1の割合で作ることから
名付けられました。

なので、
子供たちが計量中や混ぜる途中でドバッとこぼしますが、
そこで味が決まります(笑)

小麦粉を失った時は、バター多目のしっとりになります。
砂糖を失った時は、甘さ控えめのあっさりになります。
バターを失った時は、ほろほろタイプカステラになります。
卵を失った時は、がっしりタイプカステラになります。

それはそれで旨いので、OKなんじゃないかと。


混ぜ方で状態が決まる場面では、
さすがに交代してやらせてもらいます。

クッキーの最初で、砂糖とバターを混ぜる場面。

実は意味があります。

クリーム状になればなるほど焼いたときに膨らみます。
そもそもクリームって、泡なので。
焼くと熱が加わって、気泡が膨張して生地を押し上げます。
そして、バターの油は蒸発してそこにも空洞が出来ます。

結果、サックリ!!

でもガチッとした食感のクッキーも好きなので、
あまり私は気にしません。
子供たちには気が済むようにやってもらいます(笑)


しかし、
ベーキングパウダーを入れないで作るスポンジケーキは重要です。
卵を混ぜた時のクリームの状態で膨らみが変わります。
泡が生地を押し上げますからね。
最後に小麦粉を入れるときは泡を潰さないように混ぜないと、
せっかく泡立てて入れた空気が無くなってしまいます。

だけど、
私、
気にしません(笑)

ちょっとベーキングパウダー入れちゃいますし(笑)

あっ、
ちなみにベーキングパウダーは水分によって、
シュワシュワ~ッと泡が出ます。
入浴剤のシュワシュワみたいな泡ですね。
なので気泡は均一にはなりません。
卵で作る泡は均一だから、
あんなにスポンジがホワホワなるんですねー。

話を戻しますと、
子供たちがやりたがって失敗した生地になっても、
それはそれで、そういう食べ物かなーという(笑)

かたいスポンジで焼き上がったら、
デコレーションケーキは諦めて、
違うお菓子に変えましょう。

小さく切って溶かしたチョコをかけてナッツとか乗せたら美味しいし可愛いかも。
なんせ、チョコ自体が美味しいからね!

器にスポンジ入れてシロップ入れてしっとりさせれば、
ティラミスみたいなのとか、
パフェみたいなのとか出来ちゃいますよ!!


計量→味
操作→状態
原因→結果

料理と違って、途中で出来上がりがわかるのがお菓子の特徴です。
完璧に作ろうと思うと、途中修正が出来ません。

だけど、
違うものが出来上がっても
それはそれで、こういう食べ物かなーって。

こんなやつ売ってたことあるし!
って感じで。

困ったらチョコかければいいし。
チョコ自体が美味しいからね!!(笑)


ってなわけでした!
んじゃ、
またねー。