ナミさんのおうち

頭の中を書いて出す!

『現実的な妄想物語』第3話

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物心ついた時から、着ぐるみには人間が入っているとわかっていました。

ども、ナミです。


小さい時から、着ぐるみの中には人が入ってるって認識していました。

でも、
私はぬいぐるみやパペットが大好きだったので、
「あんなに大きなぬいぐるみを大人が動かしてくれてる!フワフワだっ!うれしい!」
という、ちょっと変わった喜び方をしていました。


そして次に訪れた感動は、
高校生ぐらいの時にテレビ番組でやっていた
ガチャピンのスポーツチャレンジです!

スキーやスキューバダイビングまでこなす姿は、
ガチャピンすごい!」
ではなく、
「着ぐるみでの限界への挑戦だ!いったいどこまでやれるんだ?!」
という興味でいっぱいで、
朝の番組なのにもかかわらず
遅刻覚悟で見入っていました。


大人になってから、
着ぐるみにまた衝撃を受けました。

ディズニーランドです。

夜の部の野外のメインショーでした。

ステージ中央の床から回転ジャンプで登場し、
ブレイクダンス
動きキレっキレです。

クオリティーの高さに圧倒されました。

なま身でもすごいと思う動きを、
着ぐるみで完璧にパフォーマンスしていました。


中の人ヤバい…。


ガチャピンの時から思ってたけど、
プロのスポーツマン
プロのパフォーマー
に加えて
着ぐるみ環境での再現って
いったいどうなってるんだ?!


私は昔、ドラムをやっていました。
着ぐるみのドラムはまだ見に行った事がないんですが、
私も着ぐるみを着てやってみたらを想像してみたいと思います。


まずは、
手足が太くなった分ドラム器材の配置を広く置き直す。
シンバル、スネア、タム等をたたいて、楽器同士の距離を確認。
自分の手足の重さが変わった分、楽器へのたたき加減がいつもと違うことに気づく。
楽器同士の距離とたたき方調整…。
調整…。
調整…。
調整…。
よし!なんとか出来そうかな!
外していた頭を被って、一曲やってみよう。
……。
見えない。
見えないぞ!
視界せまっ!
いやいやいやいや、
ドラムは体の動きなんだから、
視界に頼ってはプロとはいえない。
いざっ!
……。
ちょっ、なんか鼻らしきものが腕に当たる!
今度はなんだ?耳か?!
よく見えないし、ぶつかるし、
楽器の位置わからんくなってきた~。

以上です!!!!


つまり、
何も見ず(見えず)
ぶつかるであろう頭の幅や鼻の位置を把握し
楽器の配置も把握し
そのまま体の動きだけで曲をパフォーマンスしている。


神だろ!


目をつむってやってる人?
見なくても感じてわかるん?
悟り?悟ってる人?
ほんとはそうなのか?!

なんてね。


そんな感じでした!
んじゃ、
またね~!